「高岡駅がロケ地らしいけれど、いったい何の作品?」「駅に着いたあと、どこを見ればいいの?」と調べている人も多いのではないでしょうか。
実は高岡駅周辺には、作品によって少し違う楽しみ方があります。
Netflixシリーズ『君に届け』では、高岡駅ペデストリアンデッキが実際の撮影場所として使われました。一方、劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』では、高岡駅前やウイング・ウイング高岡、万葉線の末広町電停など、高岡の街そのものが作品の舞台として登場します。
この違いを知らずに高岡駅へ行くと、「ロケ地は駅のどこ?」「アニメに出てきた場所と同じなの?」と少し迷います。逆に、見る場所を先に知っておけば、高岡駅に着いた瞬間から聖地巡礼を始められます。
この記事では、高岡駅のどこが作品に登場したのかを整理しながら、御旅屋通りや末広町など、実際に歩いて回りやすい場所まで具体的に紹介します。後半では、駅前で食事や休憩をしやすい店も入れながら、半日で回るモデルコースも組み立てます。
「高岡駅に行ったけれど、結局どこだったのかわからなかった」とならないよう、まずは2作品と高岡駅の関係から見ていきましょう。
1|高岡駅ロケ地はどこ?『君に届け』と『君の膵臓をたべたい』の違い

高岡駅のロケ地を調べると、最初につまずきやすいのが「『君に届け』と『君の膵臓をたべたい』の情報が一緒に出てくること」です。
先に整理すると、Netflixシリーズ『君に届け』は高岡駅周辺で実際に撮影された実写作品です。それに対して、劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』は、高岡駅や高岡市内の風景が作品の舞台として登場するアニメ作品です。
どちらも高岡駅を訪れる楽しみがありますが、「同じ種類のロケ地」ではありません。ここを理解してから歩き始めると、駅前の景色がぐっと見つけやすくなります。
『君に届け』で撮影されたのは高岡駅ペデストリアンデッキ
『君に届け』のロケ地として、まず押さえておきたいのが高岡駅ペデストリアンデッキです。
富山県ロケーションオフィスの公式情報では、高岡駅から駅前の商業ビルへつながるペデストリアンデッキで、ナイターシーンが撮影されたことが紹介されています。【公式】富山県の観光/旅行サイト「とやま観光ナビ」
「高岡駅がロケ地」と聞くと、ホームや改札の前を想像する人もいるかもしれません。しかし、探す場所は駅の中だけではありません。高岡駅に着いたら、まず駅前側へ出て、建物と駅を結ぶ高い位置の歩行者通路を意識して見るのがポイントです。
このデッキは観光客だけが使う特別な場所ではなく、普段から人が行き来する駅前の動線です。そのため、いかにも「撮影セット」という見た目ではありません。普通の駅前だからこそ、作品を見たあとに立つと「あの場面がここで撮られたのか」と感じられる場所です。
また、作品ではナイターシーンとして使われているため、昼間に訪れると映像とは印象が変わります。日中は屋根や床、手すりなど細かな形を確認しやすく、夕方から夜にかけては駅前の照明が入り、作品の雰囲気に近づいていきます。
ただし、人が実際に通る通路です。画面と同じ角度を探すために通路の中央で立ち止まったり、大きく場所を取ったりするより、通行する人を優先しながら短時間で見るほうが気持ちよく巡れます。
『君の膵臓をたべたい』では高岡駅前そのものが印象的な舞台になる
もう一つ、高岡駅と結びつきが強い作品が劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』です。
富山県ロケーションオフィスが公開した聖地巡礼マップでは、高岡駅前が最初のスポットとして紹介されています。作品では、主人公の「僕」と桜良が走ったあとに一息つく場面に登場します。さらに、同じマップにはウイング・ウイング高岡、万葉線末広町電停、高岡市民病院、能町駅、雨晴海岸なども掲載されています。【公式】富山県の観光/旅行サイト「とやま観光ナビ」
ここで大事なのは、「高岡駅のホームだけ探せば終わり」ではないことです。
『君の膵臓をたべたい』で楽しみたいのは、駅舎だけでなく駅前の広がりや万葉線、高岡の街へ続いていく景色です。高岡駅に着いてすぐ次の観光地へ移動してしまうと、作品の舞台になった風景を意外と見落とします。
とくに万葉線は、高岡駅周辺の景色を印象づける存在です。高岡駅に隣接する「クルン高岡」は、鉄道の高岡駅と路面電車の万葉線をつなぐ施設で、1階には万葉線の発着場があります。クルン高岡 –
駅に到着したら、まず建物の外へ急いで出るのではなく、万葉線がどこから発着しているのかを確認してみてください。『君の膵臓をたべたい』の舞台をこれから巡るなら、この路面電車がそのまま聖地巡礼の風景の一部になります。
「ロケ地」と「聖地」を分けて考えると迷わない
高岡駅の記事を読むときに覚えておくと便利なのが、実写作品のロケ地とアニメ作品の聖地は少し意味が違うということです。
『君に届け』の場合は、俳優や撮影スタッフが高岡駅ペデストリアンデッキなどを実際に使って撮影しています。つまり、「ここで映像を撮った」と言える場所です。
一方、『君の膵臓をたべたい』はアニメです。当然、登場人物が現地で演技をしてカメラを回したわけではありません。高岡駅前をはじめとする高岡・射水エリアの風景が作品内に登場しているため、ファンが現地を訪れる「聖地」として楽しめます。
この違いは細かい話に見えますが、現地での楽しみ方にも関係します。
『君に届け』なら、「この方向から撮影したのかな」「夜になると映像に近い雰囲気になるな」と、実写映像と現在の場所を重ねて見る楽しさがあります。
『君の膵臓をたべたい』なら、アニメの背景と実際の街を見比べながら、「建物の位置はここ」「万葉線が通ると一気に作品の雰囲気が出る」と探していく楽しみがあります。
検索結果だけを見ていると、作品名と地名が並んでいるため全部同じように感じます。しかし、この二つを頭の中で分けておくだけで、高岡駅で「どこを見ればいいかわからない」という状態をかなり避けられます。
高岡駅では古城公園口と瑞龍寺口を間違えないようにする
初めて高岡駅へ行く人がもう一つ知っておきたいのが、駅の出口です。
高岡市が公開している現在の公共交通マップでは、古城公園口が北口、瑞龍寺口が南口として案内されています。高岡市公式サイト
ロケ地巡りで御旅屋通りや末広町など、高岡駅の中心市街地側へ歩いていく場合は、古城公園口側の位置関係を先に頭へ入れておくとわかりやすくなります。
反対側の瑞龍寺口は、その名前のとおり国宝・瑞龍寺方面を意識すると覚えやすいでしょう。
高岡駅は巨大ターミナル駅というほど複雑ではありません。しかし、初めて訪れたときは、改札を出てから「どちら側へ行けばいいのか」を調べるだけで意外と時間を使います。
ロケ地巡りの日は、高岡駅に着いたらすぐスマートフォンの地図を開くより、まず駅構内の案内で古城公園口・瑞龍寺口・万葉線の3つを確認するのがおすすめです。この3つの位置関係がわかるだけで、その後の移動がかなり楽になります。
また、高岡駅に隣接するクルン高岡には飲食店やカフェ、土産物店なども入っています。現在の公式案内では、2階に「イタリアン・トマトCafé Jr.」「リトルマーメイド」などがあり、地下街にも店舗があります。クルン高岡 –
電車を降りてすぐ歩き始める必要はありません。天気が悪い日なら駅でいったんルートを確認し、雨の様子を見てから街へ出るという動き方もできます。こうした普通の駅利用まで含めて考えると、高岡駅はロケ地巡りの起点として使いやすい場所です。
最初の10分は「駅を見る時間」にすると後悔しにくい
高岡駅でありがちな失敗は、「駅はあとで見ればいい」と思って、そのまま次の場所へ向かってしまうことです。
高岡駅は単なるスタート地点ではありません。『君に届け』ではペデストリアンデッキが実際の撮影場所になり、『君の膵臓をたべたい』では高岡駅前そのものが作品に登場しています。つまり、電車を降りた時点ですでにロケ地・聖地巡りは始まっています。【公式】富山県の観光/旅行サイト「とやま観光ナビ」
そのため、時間に余裕があるなら最初の10分ほどは移動時間としてではなく、「高岡駅そのものを見る時間」として考えると楽しみやすくなります。
改札を出る。出口の位置を確認する。万葉線を見る。駅前へ出る。ペデストリアンデッキを歩く。
この流れだけでも、高岡駅に来た意味をかなり感じられます。
そのあとに御旅屋通りや末広町へ歩けば、単に地図上の観光スポットを移動するのではなく、「作品に出てきた高岡の街を、そのまま先へたどっていく」という感覚になります。
この章のまとめ
高岡駅は、Netflixシリーズ『君に届け』では実際のロケ地、劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』では作品の舞台となった聖地として楽しめます。
『君に届け』を見るなら、まず高岡駅ペデストリアンデッキへ。『君の膵臓をたべたい』が目的なら、高岡駅前だけで終わらず、万葉線やウイング・ウイング高岡、末広町へ続く街並みまで意識してみてください。
高岡駅に着いたらすぐ移動せず、最初に駅周辺を少し歩く。これだけで、その後のロケ地巡りがずっとわかりやすくなります。
2|高岡駅ロケ地『君に届け』を歩く|ペデストリアンデッキと御旅屋通り
Netflixシリーズ『君に届け』の高岡ロケ地を巡るなら、最初に高岡駅ペデストリアンデッキを見て、そのまま御旅屋通りへ歩くルートがわかりやすいです。
公式のロケ地情報では、高岡駅ペデストリアンデッキでナイターシーンを撮影し、御旅屋通り商店街では徹が千鶴に会いに来て、2人で歩く場面を撮影したことが確認できます。御旅屋メルヘン広場も、その撮影場所の一つです。
高岡駅と御旅屋通りは離れた観光地ではありません。御旅屋通り周辺までは高岡駅から徒歩約10分と案内されているため、電車で高岡へ来た人でも無理なく続けて歩けます。
高岡駅に着いたら、まずペデストリアンデッキを歩いてみる
『君に届け』の高岡駅ロケ地で最初に見たいのは、駅と駅前の建物を結ぶペデストリアンデッキです。
名前だけ聞くと少し難しく感じますが、簡単にいえば「車道の上を歩ける高架型の歩行者通路」です。高岡駅で電車を降りて改札を出したあと、駅前へ向かうと確認できます。
ここで大切なのは、特別な記念碑や「君に届けロケ地」という大きな看板を探す感覚で歩かないことです。
実際には地元の人も普段から利用する駅前の通路です。その何気ない場所でドラマの撮影が行われた、というところに面白さがあります。
公式情報によれば、このペデストリアンデッキではナイターシーンが撮影されています。
そのため、ドラマを見た直後に昼間の現地を訪れると、「思っていたより普通の駅前だな」と感じるかもしれません。
しかし、夕方になって建物の明かりがつき、空が暗くなってくると印象が変わります。作品とまったく同じ条件になるわけではありませんが、夜の場面が撮られた理由をイメージしやすくなります。
昼に訪れるなら、手すりや屋根、駅前の建物との位置関係を確認する。夕方以降なら、照明を含めた全体の雰囲気を見る。このように時間帯によって見方を変えると楽しみやすいでしょう。
作品と同じ写真を狙うより「駅前全体」を見ると面白い
聖地巡礼では、スマートフォンに作品の画面を表示しながら「まったく同じ角度」を探したくなります。
もちろん、それも楽しみ方の一つです。
ただ、高岡駅のペデストリアンデッキでは、構図探しだけに集中するより、一度立ち止まって駅前全体を見るほうが高岡らしさを感じられます。
高岡駅は鉄道だけでなく、路面電車の万葉線も発着する場所です。駅前には車やバスも通り、人の動きがあります。観光用につくられたセットではなく、現在も使われている街の中にドラマのロケ地が混ざっています。
ここがスタジオ撮影とは違うところです。
ただし、ペデストリアンデッキは撮影スポットである前に生活道路です。写真を撮るときも、通路の中央で長時間止まったり、荷物を広げたりしないほうが安心です。
おすすめは、一度端まで歩いてから振り返ることです。
最初から「この角度だ」と決めず、駅を背にした景色、駅を正面にした景色の両方を見ると、自分が覚えているドラマの雰囲気に近い場所を探しやすくなります。
高岡駅から御旅屋通りへは徒歩でつなげられる
ペデストリアンデッキを見たら、次は御旅屋通りへ向かいます。
御旅屋通りは高岡市中心部にあるアーケード商店街で、高岡駅から近い場所にあります。公式観光情報では、高岡駅から御旅屋通り周辺まで徒歩約10分と案内されています。
ここで車に乗って移動してしまうより、時間に余裕があるなら歩いたほうが『君に届け』のロケ地巡りには向いています。
理由は単純で、高岡駅前と御旅屋通りを別々の観光地として見るのではなく、「駅から街の中心部へ少しずつ景色が変わっていく感じ」まで楽しめるからです。
たとえば、高岡駅を午前10時に出発したという想定なら、駅前でペデストリアンデッキを10分ほど見てから御旅屋通りへ移動しても、午前中の時間はかなり残ります。
これはあくまでモデルケースですが、駅前のロケ地を見るためだけに1時間単位の予定を組む必要はありません。
「高岡駅を見る→歩いて御旅屋通りへ向かう」という流れにすると、その後の高岡観光にもつなげやすくなります。
御旅屋通りでは徹と千鶴が歩いた場面を思い出したい
御旅屋通りまで来たら、作品を知らずに歩くと普通の商店街に見えるかもしれません。
しかし『君に届け』では、徹が千鶴に会いに来て、2人が一緒に歩くシーンがこのエリアで撮影されています。撮影場所には御旅屋メルヘン広場なども含まれます。
ここでは「建物一つだけ」を探すより、通り全体を見るのがおすすめです。
御旅屋通りにはアーケードがあり、雨や雪の日でも比較的歩きやすいのが特徴です。
富山旅行では天気が予定どおりにならないこともありますが、屋根のある商店街なら「雨だからロケ地巡りを全部やめる」という判断をしなくても済みます。
また、御旅屋通りには銅像や彫刻もあり、『君に届け』の撮影時にはクリスマスシーズンの設定に合わせ、メルヘン広場にある「桃太郎」や「ブレーメンの音楽隊」などの像もクリスマス仕様に飾られたことが公式の撮影エピソードで紹介されています。
こうした細かな話を知ったうえで現地を見ると、「ドラマに映った場所を確認する」だけではなく、撮影時と現在の違いも楽しめます。
作品と完全に同じ装飾が残っていることを期待するのではなく、「普段の高岡の街を、ドラマではどう見せたのか」と比べるほうが面白い場所です。
御旅屋メルヘン広場では周囲まで含めて歩いてみる
御旅屋通りまで来たら、御旅屋メルヘン広場も確認しておきたい場所です。
『君に届け』では、御旅屋通り商店街とともに撮影場所として公式に紹介されています。
広場だけをピンポイントで見て高岡駅へ戻るより、少し周囲を歩いてみてください。
御旅屋通りは現在もイベント会場として使われており、御旅屋メルヘン広場や御旅屋セリオ周辺では「御旅屋人マーケット」が開かれることもあります。
そのため、訪れる日によっては、ドラマで見た静かな印象とはかなり違うことがあります。
イベントの日なら店が並び、人通りも増えます。何もない日は、商店街そのものの形や広場の位置関係を確認しやすくなります。
「作品と同じ静けさで写真を撮りたい」という目的なら、人が少ない時間を選びたいところです。一方、「せっかく高岡まで来たので街も楽しみたい」という人なら、イベント開催日に合わせるのも一つの方法です。
どちらが正解というより、ロケ地だけを撮りたいのか、高岡の現在の街も楽しみたいのかで訪れる時間を変えると満足しやすくなります。
この章のまとめ
『君に届け』の高岡ロケ地は、高岡駅ペデストリアンデッキ→御旅屋通り→御旅屋メルヘン広場の順番で見ると流れがわかりやすくなります。
高岡駅から御旅屋通り周辺までは徒歩約10分なので、別々の場所として考える必要はありません。
高岡駅ではナイターシーンが撮られたペデストリアンデッキを確認し、そこから街を歩いて、徹と千鶴の場面が撮られた御旅屋通りへ向かう。この順番なら、『君に届け』の撮影場所をただ点で見るのではなく、一つの散策コースとして楽しめます。
そして現地では、ドラマと完全に同じ景色を探すことだけに集中しすぎないのがポイントです。撮影時から街の様子や装飾が変わっている部分も含めて、「ここを作品ではどう見せたのだろう」と考えながら歩くと、高岡駅周辺のロケ地巡りがもっと面白くなります。
3|劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』の聖地を高岡駅から歩く

劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』が好きなら、高岡駅は単なる到着駅ではありません。
高岡駅前、ウイング・ウイング高岡、末広町と、高岡駅を降りてすぐ歩ける範囲に作品ゆかりの風景が続いています。富山県ロケーションオフィスが制作した公式の聖地巡礼マップにも、高岡駅前やウイング・ウイング高岡などが作品に登場する場所として掲載されています。
しかも、高岡駅からウイング・ウイング高岡までは徒歩約2分。遠く離れた場所を一つずつ探し回るというより、「駅を出たところから作品の風景をたどって歩く」という感覚で楽しめるのが、高岡での聖地巡礼のおもしろさです。
高岡駅前は「僕」と桜良が一息つく場面を思い出して歩きたい
高岡駅に到着したら、すぐ末広町へ向かわず、まず駅前を見てみてください。
公式の聖地巡礼マップでは、高岡駅前は最初のスポットとして紹介されています。作中では、全力で走った「僕」と桜良が一息つく場面に登場します。さらに、高岡駅は作品に何度も登場する万葉線の始発駅としても紹介されています。
ここで意識したいのは、「駅の看板だけ写真に撮って終わらないこと」です。
高岡駅周辺では、駅舎、駅前の広場、道路、そして路面電車の万葉線まで含めて一つの風景になっています。
アニメの聖地巡礼では、実写ドラマのロケ地のように「俳優が立っていた位置」を探すわけではありません。背景に描かれた建物の形や道の広がり、電車が通る位置などを現実の景色と見比べるのがおもしろいところです。
たとえば高岡駅に午前10時に到着したという想定なら、最初の10分ほどを駅前を見る時間に使っても、その後の予定には大きく響きません。
万葉線が停まっていれば車両も一緒に見る。電車がいなければ駅前の形をゆっくり確認する。
「次の聖地へ急ぐ」のではなく、高岡駅に着いたところから作品の世界を探し始めるほうが、『君の膵臓をたべたい』の聖地巡礼らしい歩き方になります。
ウイング・ウイング高岡は駅から約2分なので見逃さない
高岡駅前を見たら、次はウイング・ウイング高岡へ向かいます。
高岡駅から徒歩約2分なので、「わざわざ移動する」というほどの距離ではありません。高岡市立中央図書館などの公共施設、飲食店、オフィスなどが入った複合施設です。
『君の膵臓をたべたい』では、桜良の親友である恭子と「僕」が語り合う場面に登場します。
建物だけを見て「これか」と確認するのもいいのですが、せっかくなら建物前の広場まで見ておきたいところです。
ここには、高岡市出身の藤子・F・不二雄さんにちなんだ「ドラえもんの散歩道」があり、ドラえもんをはじめとしたキャラクターの銅像が12体設置されています。
『君の膵臓をたべたい』とは別作品ですが、高岡らしい場所なので、聖地巡礼の途中に自然に立ち寄れます。
「キミスイの聖地だけを最短で見る」というより、作品に登場した場所を歩きながら、その街にあるものも一緒に見る。このくらい余白を持たせたほうが、高岡駅周辺は楽しみやすいでしょう。
建物の中には高岡市立中央図書館もあります。ただし、図書館は市民が利用する公共施設なので、聖地巡礼だからといって館内で自由に撮影できるとは考えないほうが安心です。
作品と同じ場所を見つけたときほど写真を撮りたくなりますが、施設内ではその場所のルールを優先してください。
末広町では万葉線が入る瞬間を少し待ってみる
ウイング・ウイング高岡を見たら、そのまま末広町方面へ歩いてみましょう。
高岡市末広町は、高岡駅近くにあり、商店街と並んで万葉線の線路が延びています。
富山県ロケーションオフィスによると、劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』では、主人公の「僕」が万葉線に乗って桜良との待ち合わせ場所へ向かう場面に、この末広町の街並みが登場します。
ここでは、建物だけを見るよりも万葉線と街をセットで見るのがおすすめです。
路面電車は、駅のホームだけで見る電車とは雰囲気が違います。商店街のすぐそばを線路が走り、車や人が行き交う街の中へ電車が入ってきます。
実際に歩いていると、何も走っていない線路だけを見る時間もあります。
そんなときは、すぐ次へ移動せず、時間に余裕があれば少しだけ待ってみるのもありです。万葉線が街並みに入るだけで、「高岡に来た」という感じがかなり強くなります。
ただし、写真を撮るために車道へ出たり、線路へ近づいたりするのは当然避けるべきです。
安全な歩道から見るだけでも、街と路面電車が一緒になった風景は十分楽しめます。
アニメで見た風景と完全に同じ写真を撮れるかどうかより、「主人公がこの街を移動していた」という感覚で歩いたほうが、印象に残る聖地巡礼になります。
高岡駅から歩くか、あえて万葉線に乗るかで楽しみ方が変わる
高岡駅周辺の聖地を巡るとき、「歩いたほうがいいのか、それとも万葉線に乗ったほうがいいのか」と迷う人もいるでしょう。
高岡駅、ウイング・ウイング高岡、末広町周辺だけを見るなら、徒歩を基本にして問題ありません。
ウイング・ウイング高岡は高岡駅から徒歩約2分なので、わざわざ交通機関を使う距離ではありません。
一方、『君の膵臓をたべたい』という作品を意識するなら、どこかで万葉線そのものに乗ってみるのも楽しみ方の一つです。
末広町の街並みが登場する場面では、「僕」が万葉線で桜良との待ち合わせ場所へ向かいます。つまり、車両を見るだけでなく、路面電車に乗って街を進むことも作品世界を味わう方法になります。
たとえば、最初は高岡駅から徒歩で駅前やウイング・ウイング高岡を確認し、その後に万葉線を利用する。
この順番なら、「歩いて見る」と「電車から見る」の両方を楽しめます。
反対に、とにかく短時間で高岡駅周辺だけ確認したい人なら、無理に乗車する必要はありません。歩いて駅前の位置関係を確認するだけでも、作品と現地を十分見比べられます。
聖地巡礼というと、すべての場所へ行かなければいけないような気持ちになることがあります。
しかし、予定を詰め込みすぎて一つ一つの場所を数分で通過するより、「今日は高岡駅と末広町をしっかり見る」と決めたほうが、作品の記憶と現地の景色を重ねやすくなります。
聖地だけでなく「今の高岡」を一緒に見るとおもしろい
『君の膵臓をたべたい』は2018年公開の作品です。
そのため、現在の高岡へ行ったときに、作品の画面とすべてが寸分違わず同じとは限りません。店が変わっていたり、看板が変わっていたり、街の見え方が違っていたりすることもあります。
しかし、それは聖地巡礼の失敗ではありません。
「作品公開当時と今ではここが違う」と見比べられるのも、実際の街が舞台になっている作品ならではの楽しみです。
ウイング・ウイング高岡も現在、市立中央図書館をはじめとする公共施設として普通に利用されていますし、周辺には飲食店もあります。
架空のモデルケースとして、高岡駅へ10時に到着したとします。
10時から駅前を見る。10時15分ごろにウイング・ウイング高岡へ移動する。その後、末広町方面を歩きながら万葉線のある街並みを見る。
この程度の余裕を持たせれば、「写真を1枚撮ってすぐ移動」という慌ただしい回り方になりにくくなります。
途中で気になる店を見つければ入ってみる。万葉線が来れば少し眺める。作品とは関係のないドラえもんの銅像も見てみる。
そうした寄り道ができるのも、高岡駅周辺の聖地が徒歩圏にまとまっている良さです。
この章のまとめ
『君の膵臓をたべたい』の高岡駅周辺の聖地は、高岡駅前→ウイング・ウイング高岡→末広町という順番で歩くと位置関係をつかみやすくなります。
高岡駅前では「僕」と桜良が登場した風景を確認し、徒歩約2分のウイング・ウイング高岡へ。その後は末広町へ歩き、万葉線と商店街が並ぶ高岡らしい街並みを見てみてください。
特に末広町は、建物だけを探すのではなく、万葉線が街を走るところまで含めて眺めると作品とのつながりを感じやすくなります。
全部を急いで回る必要はありません。作品の画面と現在の高岡を見比べながら、気になる場所では少し立ち止まる。そのくらいのペースで歩くほうが、『君の膵臓をたべたい』の聖地巡礼をじっくり楽しめます。
4|高岡駅ロケ地巡りの途中で寄りたい具体的な店と休憩場所
高岡駅周辺でロケ地巡りをするなら、食事や休憩をどこに入れるかも先に考えておくと歩きやすくなります。
とくに高岡駅、末広町、御旅屋通りは歩いてつなげられるため、「ロケ地を全部見終えてから駅へ戻って食べる」より、移動途中にある店を利用したほうが効率的です。
高岡らしいものを食べたいなら富山ブラック、午後に疲れたらカフェ、夕方まで滞在するなら地元の魚を扱う居酒屋というように、その日の時間帯で店を決めると無理がありません。
高岡駅を出てすぐ昼食なら「らぁめん次元」が使いやすい
午前中に高岡駅へ到着してロケ地巡りを始めるなら、昼食候補として覚えておきたいのがらぁめん次元です。
場所は高岡市末広町。高岡駅から御旅屋通り方面へ歩いていく流れの中にあるため、食事だけのために大きくルートを外れる必要がありません。
富山へ来たからには一度食べてみたいという人が多い「富山ブラック」を扱う店なので、高岡駅周辺のロケ地巡りと富山らしい食事をまとめて楽しみたい人には組み込みやすいでしょう。
現在確認できる営業時間は、火曜から土曜が11時から21時、日曜が11時から17時30分です。月曜日は営業情報が掲載されていないため、訪問日は最新情報を確認してから向かうのが安心です。
使いやすいのは、やはり昼前後です。
たとえば10時30分ごろ高岡駅に着き、『君に届け』のペデストリアンデッキ、高岡駅前、『君の膵臓をたべたい』に登場するウイング・ウイング高岡を順番に見ていくとします。
そのまま末広町方面へ歩けば、ちょうど昼食を入れやすい時間になります。
この順番なら「観光を中断してラーメンを食べに行く」というより、聖地巡礼の道筋に昼食を入れる感覚です。
食後は再び末広町や御旅屋通りを歩けばよいため、高岡駅まで一度戻る必要もありません。
御旅屋通りまで来たなら「めん八 御旅屋店」という選択肢もある
『君に届け』の御旅屋通りをじっくり歩くなら、めん八 御旅屋店も覚えておきたい店です。
住所は高岡市御旅屋町9-14で、名前のとおり御旅屋エリアにあります。
昼は12時から14時の営業が確認できるため、「午前中は高岡駅周辺、昼ごろ御旅屋通り」という回り方と合わせやすい店です。
ここで大切なのは、有名店を何軒も記事に並べることではありません。
ロケ地巡りでは、店そのものを目的地にしすぎると移動が増えてしまいます。御旅屋通りを訪れる予定があるなら御旅屋町の店、高岡駅から末広町を歩くなら末広町の店というように、その日のルート上にある店を選ぶほうが実際には楽です。
特に『君に届け』目的なら、御旅屋通りではロケ地そのものを見る時間を少し長めに取ってください。
せっかく現地まで来たのに、「昼の店を探していた時間のほうが長かった」という状態にならないよう、食事場所を1軒程度決めてから高岡駅を出るとスムーズです。
午後まで歩くならカフェ休憩を一度入れる
高岡駅周辺だけなら短時間でも回れますが、御旅屋通りまで歩き、さらに高岡古城公園方面などへ足を延ばすと、それなりに歩きます。
午後まで高岡の街を散策するなら、途中で30分ほど座る時間を作るのがおすすめです。
候補の一つが、大手町にある夜Cafe ぽんぷくです。現在の営業情報では昼12時から16時、夕方17時から23時の時間帯が確認できます。
ロケ地を一つ見るたびに休憩する必要はありませんが、高岡駅から御旅屋通りまで歩き、写真を撮ったり作品の画面を確認したりしていると、思った以上に時間を使います。
特に夏は暑さ、冬は寒さや雪の影響も考えなければなりません。
「せっかく来たから全部一気に回ろう」と頑張りすぎるより、午後に一度座って写真を整理し、その後もう一度街へ出るくらいの予定にしておくほうが最後まで楽しめます。
スマートフォンで撮った写真を見ながら、「あの場面はもう少し違う角度だった」と気づけば、近くにいるうちに戻ることもできます。
聖地巡礼の休憩は、単に疲れを取る時間ではなく、その日見た場所を確認する時間として使うと意外と便利です。
夕方まで高岡にいるなら「居酒屋たかまさ」で富山の魚を楽しむ
夕方までロケ地を巡るなら、最後に地元の料理を食べてから帰るという組み方もできます。
高岡駅周辺で使いやすいのが居酒屋たかまさです。
店は高岡駅古城公園口から徒歩約5分、万葉線の末広町電停からは徒歩約3分。まさにこの記事で紹介している高岡駅から末広町を歩くルート上にあります。
店の公式情報では、富山湾の魚や地酒を扱っており、月曜から土曜は15時、日曜・祝日も15時から営業しています。現在の定休日は第1・第3日曜日と年末年始です。
これはロケ地巡りをする人にとって使いやすい営業時間です。
たとえば午前中から高岡駅を歩き始め、御旅屋通りや末広町を見て、午後は周辺観光へ。そのあと15時や16時ごろに少し早めの夕食を取れば、夜遅くならずに高岡駅へ戻れます。
県外から来た場合は、刺身など富山の魚を食べて旅を締めるのも高岡らしい過ごし方です。
ただし、飲酒する場合は車を運転しないのはもちろん、帰りの電車の時間も先に確認しておきましょう。
店を詰め込みすぎず、ロケ地を見る時間を優先する
高岡駅周辺には飲食店があるため、「ここも行きたい、あそこも食べたい」と予定を増やそうと思えばいくらでも増やせます。
しかし今回の目的が『君に届け』や『君の膵臓をたべたい』のロケ地・聖地巡礼なら、飲食店は主役ではありません。
おすすめは、昼食1軒と、必要ならカフェまたは夕食1軒くらいに絞ることです。
架空のモデルケースなら、10時30分に高岡駅へ到着し、駅前とペデストリアンデッキを見る。ウイング・ウイング高岡から末広町へ歩き、11時30分から12時ごろに昼食。その後、御旅屋通りをゆっくり歩くという流れなら、時間に追われにくくなります。
夕方まで滞在する場合だけ、最後に地元料理の店を追加すれば十分です。
また、この記事で紹介している店も、臨時休業や営業時間変更が起こる可能性があります。旅行当日は、店頭表示や公式の最新営業情報を確認してください。
「ネットで見たから絶対に開いている」と決めつけず、第二候補を一つだけ持っておくと予定が崩れにくくなります。
この章のまとめ
高岡駅のロケ地巡りでは、わざわざ遠い店へ移動するより、高岡駅→末広町→御旅屋通りという散策ルート上で食事や休憩を入れるのがおすすめです。
昼なら末広町の「らぁめん次元」や御旅屋町の「めん八 御旅屋店」、午後はカフェで一度休憩。夕方まで高岡にいるなら、高岡駅へ戻りやすい「居酒屋たかまさ」で富山の魚を楽しむという流れが組みやすくなります。
店を何軒回ったかよりも、作品に登場した場所でゆっくり景色を見ることを優先する。そのくらい余裕を持たせたほうが、高岡駅のロケ地巡りは満足しやすくなります。
5|高岡駅ロケ地を半日で巡る具体的なモデルコース

高岡駅周辺のロケ地は、半日あればかなり効率よく回れます。
ポイントは、場所ごとに行ったり来たりしないことです。高岡駅を起点にして、駅前、ウイング・ウイング高岡、末広町、御旅屋通りの順に進めば、歩く方向が大きくぶれません。
ここでは、午前10時に高岡駅へ到着した想定で、無理のないモデルコースを紹介します。あくまで時間配分のイメージなので、写真をじっくり撮りたい人や、店で長めに休みたい人は余裕を持たせてください。
10:00|高岡駅に到着したら最初の10分は駅前を見る
高岡駅に着いたら、まず改札を出てすぐ移動するのではなく、駅前を見ておきます。
『君の膵臓をたべたい』では高岡駅前そのものが作品に登場し、『君に届け』では高岡駅のペデストリアンデッキが撮影場所になっています。
つまり、高岡駅は単なる集合場所ではありません。
10時到着なら、10時から10時15分くらいまでは駅前を見る時間として取っておくと安心です。
古城公園口側へ出たら、駅前の広場や万葉線の位置を確認し、そのあとペデストリアンデッキを歩きます。
このとき、いきなり写真を撮るより、まず一周して位置関係を確認するほうがわかりやすいです。
ドラマの場面をスマートフォンで見返すなら、通行の邪魔にならない端で確認しましょう。
駅前は人の動きがある場所なので、「同じ構図を絶対に撮る」と粘るより、短時間で雰囲気をつかむほうが気持ちよく巡れます。
10:20|ウイング・ウイング高岡へ移動する
高岡駅前を見終えたら、次はウイング・ウイング高岡へ向かいます。
高岡駅から近いため、この区間で迷う可能性は低いでしょう。
『君の膵臓をたべたい』の聖地として見るなら、建物だけではなく、周囲の広場や道路との位置関係も確認しておきたいところです。
ここは長居しすぎなくても楽しめます。
10時20分ごろ到着したとして、15分から20分ほど見れば十分です。
もし「ドラえもんの散歩道」も見たいなら、少し時間を追加してください。
高岡は藤子・F・不二雄さんの出身地としても知られているため、『君の膵臓をたべたい』だけでなく、高岡らしい場所を一緒に楽しめます。
10:45|末広町へ向かい、万葉線のある街並みを見る
次は末広町です。
高岡駅から離れすぎていないので、徒歩でつなげるのがおすすめです。
末広町では、『君の膵臓をたべたい』に登場する高岡の街並みを意識しながら歩いてみてください。
ここでは、建物一つを探すより、万葉線と道路、商店街が一緒に見える風景を楽しむほうが向いています。
タイミングよく万葉線が来れば、写真を撮るチャンスです。
ただし、電車が来ないからといって長く待ちすぎる必要はありません。
半日コースでは、「見られたらラッキー」くらいに考えておくほうが予定が崩れません。
10時45分から11時15分くらいまで末広町を歩けば、街の雰囲気を十分感じられます。
11:30|御旅屋通りと御旅屋メルヘン広場を歩く
末広町を見たあとは、御旅屋通りへ向かいます。
ここからは『君に届け』のロケ地を意識して歩く時間です。
徹と千鶴が歩く場面が撮影された御旅屋通りや、御旅屋メルヘン広場を見ながら進みます。
御旅屋通りは、ただ通り抜けるだけなら時間はかかりません。しかし、ロケ地巡りとして来たなら、少し歩く速度を落としたほうが楽しめます。
アーケードの形、通りの幅、広場の位置など、画面では気づかなかった部分が見えてきます。
撮影当時と現在では装飾や店の様子が変わっている可能性がありますが、その違いも現地ならではです。
11時30分ごろから12時くらいまで歩けば、写真を撮りながらでも無理のないペースになります。
12:00|末広町・御旅屋町周辺で昼食を入れる
午前中に駅前から御旅屋通りまで歩いたら、ここで昼食を入れます。
先ほど紹介した「らぁめん次元」や「めん八 御旅屋店」など、末広町・御旅屋町周辺の店を選べば、移動のロスが少なくなります。
ここで大切なのは、昼食に時間をかけすぎないことです。
せっかく半日でロケ地巡りをするなら、1時間半以上食事に使うより、40分から1時間程度で済ませたほうが午後も動きやすくなります。
もちろん、旅行そのものをゆっくり楽しみたいなら、急ぐ必要はありません。
「半日でロケ地をできるだけ見たい人」と「高岡の街もゆっくり楽しみたい人」では、同じモデルコースでも時間配分が変わります。
13:00|時間があれば高岡古城公園方面へ寄り道する
昼食後、まだ時間に余裕があれば、高岡古城公園方面へ足を延ばすのもおすすめです。
今回の記事の中心は高岡駅のロケ地ですが、駅周辺だけで帰るより、高岡の代表的な観光地を一つ入れると旅行としての満足度が上がります。
高岡古城公園は高岡城跡を整備した公園で、高岡の歴史を感じられる場所です。
ロケ地巡りの途中でずっと街なかを歩いてきた人にとっては、木々や水辺のある公園で少し雰囲気を変えられます。
「作品の聖地だけを見る日」にしてもいいですし、「午前はロケ地、午後は高岡観光」という組み方でも問題ありません。
半日しか時間がない場合は、ここを無理に入れなくても大丈夫です。
ロケ地巡りで一番避けたいのは、予定を詰め込みすぎて最後は全部早足になることです。
14:00〜14:30|高岡駅へ戻る前に写真を見返す
そろそろ高岡駅へ戻る時間です。
このとき、まっすぐ駅へ戻る前に、その日撮った写真を一度確認してみてください。
「ペデストリアンデッキを反対側から撮ればよかった」「末広町で万葉線と一緒に撮りたかった」と気づいても、まだ高岡駅周辺にいるなら戻れることがあります。
ロケ地巡りでは、この“見返す時間”が意外と大切です。
現地では興奮して何枚も撮っているつもりでも、あとから見ると同じ方向の写真ばかりだった、ということもあります。
最後に10分だけ確認する時間を取るだけで、撮り忘れを減らせます。
半日コースなら「全部行く」より「順番を崩さない」が大切
今回のモデルコースを簡単にまとめると、
高岡駅
↓
ペデストリアンデッキ
↓
ウイング・ウイング高岡
↓
末広町
↓
御旅屋通り
↓
昼食
↓
時間があれば高岡古城公園
という流れです。
この順番なら、高岡駅周辺を何度も往復する必要がありません。
フィクションのモデルケースでは10時から14時30分ごろまでで組んでいますが、写真を多く撮る人なら1時間ほど多めに見ておくと安心です。
反対に、「作品に登場した場所だけ確認できれば十分」という人なら、昼食を含めても3時間程度でまとめることもできます。
旅行では予定通りに進まないこともあります。
店が混んでいる、万葉線を少し待ちたい、御旅屋通りで気になる店を見つけた、といったこともあるでしょう。
そんなときは、時間を守ることより、「せっかく来た場所を楽しむこと」を優先してください。
雨の日は無理に予定を増やさない
富山では天気が変わることもあるため、雨の日の動き方も考えておきたいところです。
御旅屋通りはアーケードがあるので歩きやすい一方、駅前や末広町では屋外を歩く時間もあります。
雨が強い日は、高岡駅、ペデストリアンデッキ、ウイング・ウイング高岡、御旅屋通りに絞るだけでも十分です。
高岡古城公園など屋外で長く歩く場所は、天気の良い日に回すと考えても問題ありません。
聖地巡礼はスタンプラリーではありません。
予定した場所を全部見ないと失敗、ということではないので、その日の天気や体力に合わせて減らす判断も大切です。
この章のまとめ
高岡駅のロケ地を半日で巡るなら、高岡駅→ペデストリアンデッキ→ウイング・ウイング高岡→末広町→御旅屋通りの順番がわかりやすいです。
午前10時ごろからスタートすれば、途中で昼食を入れても午後までに主要な場所を回れます。
重要なのは、予定を詰め込みすぎないことです。
作品と現地の景色を見比べ、万葉線が来たら少し待ち、気になる場所では立ち止まる。そのくらいの余裕を持ったほうが、高岡駅のロケ地巡りは思い出に残ります。
まとめ|高岡駅は作品を知ってから歩くともっと楽しめる
高岡駅周辺は、『君に届け』の実写ロケ地と、『君の膵臓をたべたい』の聖地をまとめて歩けるエリアです。
まず高岡駅ペデストリアンデッキを見て、そのままウイング・ウイング高岡、末広町、御旅屋通りへ進めば、徒歩中心でも無理なく巡れます。
特に高岡駅は、電車を降りてすぐ次の目的地へ向かうのではなく、駅前や万葉線、ペデストリアンデッキまで少し時間を取って見るのがおすすめです。
作品を一度見直してから現地を歩くと、何気ない駅前や商店街の景色も違って見えてきます。高岡観光とあわせて、無理のないペースでロケ地巡りを楽しんでみてください。













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